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インタビューVOL.1
知的なのに大人の可愛さもある、着た人すべてが喜びを感じる服作り。
 
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お客様の喜ぶ顔が、デザインの原動力。
 
知り合ってからもう8年。初対面のとき、なぜか私のお姉さんに出会った気がしたわ。
谷川 あっという間に打ち解けて、プライベートでも会うようになったのよね。
仕事においてとても信頼しているし、知性と品格、自分らしさがテーマのドゥ・クラッセは、順子さんの力によるところが大きい。感謝してます。
谷川 お役に立てて嬉しいわ。
順子さんの服ってシンプルで知的だけど、かわいらしさがあって今を生きる女性に支持されているでしょう。
谷川 シャープな中にも女性らしさを取り入れるのは私のデザインの基本。
1つの服でも3通りくらいの着こなしができるものが多くて、トップスならスカートにもジーンズにも合うし、エレガントにもカジュアルにも着こなせるし。
谷川 どの服も自分らしく着て欲しいから。服に着られるのではなく、着こなす気持ちで着てほしい。
ところで順子さんって仕事でもプライベートでも世界を見る機会が多いでしょう。
そういう中で日本の女性ってどう思う?
谷川 日本の女性も昔に比べると、本当にお洒落になったし、とても知的になったと思う。
私は凛と生きている女性が好きだし、そんな女性が着たくなる服作りを続けていきたいの。
そもそもデザイナーになったきっかけは?
谷川 理由はないんだけど、物心ついたころからデザイナーになりたかったの。
小学校3年のときにははっきり夢に描いてたし。
随分はやくに目覚めたのね。何かきっかけがあったの?
谷川 とにかくお洒落が好きで。
服のデザインにはとても興味があったから、小学校6年のときには装苑賞に応募してた。
すごい!
それで、デザインの学校を卒業してデザイナーの道に入ったの?
谷川 そう、まず就職して。
でも会社に入ってからデザインのアルバイトの話が結構あって、しかも割と好きにデザインしてよかったのね。それが結構売れちゃってもっと真剣にこの仕事を考えるようになった。
なるほどね。それで独立の話も出たの?
谷川 そうなの。
一人でスタートしたんだけど、作ったものがかなり売れて。
しばらく順風満帆だったの?
谷川 どんどんオーダーが入ってきたから、仕事そのものは順調だったわ。
それでメーカーとして確立することもできた。
で、ニューヨークに留学したのはいつ頃?
谷川 28歳のとき。
まだ20代なのに、あまりに順調であることが、逆に怖くなってしまったの。
もう一度原点に戻って勉強しなおそうと。
だって売り上げも相当なものだったんでしょう?
随分思い切ったことするわね。
谷川 ええ。でも何も怖くない自分が本当に怖かったのよ(笑)。
部下を動かすことにも限界を感じることもあったし。
とにかく会社をたたんでニューヨークに留学したの。
F.I.Tというファッションのカレッジで立体裁断をもう一度しっかり勉強しようと。それから、31歳で帰国。
それから転機とか苦労とかって?
谷川 いろいろあったわ。
売り上げを根こそぎもって行かれたりとか。でも一生懸命進んで行けばなんとかなるし、お金もついてくる。素敵な人との出会いもあるし。
いつも前向きですごいと思うわ。
谷川 ノー天気なのよ。
心臓に毛じゃなくてタワシが生えているって言われるし(笑)。
 
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