完璧なシルエットと称されるアウターから、女性の体を美しく演出するパンツ、そして、極上の着心地を誇るTシャツに至るまで、「j.」の服は全て、人体を模したボディに布をあて、一本一本ピンを打ちながら服を仕上げていく立体裁断で作られている。

そう、この立体裁断で作り上げた妥協のないパターンを、「服」という形にするには、卓越した職人技を備えたファクトリーというパートナーが、欠くことのできない存在なのだ。

アウター、パンツ、ブラウス、Tシャツ、etc…。それぞれのアイテムを得意とするファクトリーと出会うこと。それが第一のハードルだ。最高峰の縫製技術を探し求め、日本全国を、また、ときには海外を巡り、信頼できるファクトリーを選定する。

高い技術を持つ職人を揃えたファクトリーには、もちろん、こだわりやプライドがある。そして当然のことながら、コストも高くつく。「j.」の理想の服を叶えるために、ファクトリーと強固なパートナーシップを築くこと。それが第二のハードルとなる。

そのひとつが、東大阪市の老舗ファクトリー「イワサキ」。創業77年を誇る、この日本屈指のトップファクトリーには、コットンダブルフェイスのアウターを託している。

２枚の生地を合わせて１枚の生地に仕立てたダブルフェイス。コットン素材のダブルフェイスは、その中でもとても繊細で、それゆえに珍しく、縫製に特殊な技術や機械を要することで知られている。その希少な生地を、神がかり的な職人技で扱うファクトリーなくしては、「j.」を代表するアウターは世に存在しない。

「イワサキ」には、国内でも数えるほどしかいないと言われる「国家検定特級」技能や、トップ技術を持つ「国家検定一級」技能を持つ職人が多数所属し、名だたるトップメゾンの服を、日々、作り上げている。

ダブルフェイスの端を特殊な機械で２枚に割き、細かくアイロンをかけ、縫い、さらにパーツを組み立てていく。１日に１着すら完成できないという、そのとてつもなく手の込んだ作業を、ひとつひとつ心を込めて仕上げる行程が、“パーフェクト”と称賛される「j.」のアウターを生んでいるのだ。

このような最高峰の技術を持つトップファクトリーは、服作りを託すと同時に、美しい服作りへのパッションを共有できる、心強いパートナーでもあるのだ。

「j.」の服に袖を通したとき、他にはないときめきや愛情を感じられるのは、その技術や情熱があってこそ。全ては美しい服とお客様の満足のために、妥協のない服作りに思いを込めて。