1. DoCLASSE
  2. STYLING TIPS Vol.3
マイスタイルを完成させるカギとなるのは、取り入れるだけで印象を更新できる
“最旬ピース”。DoCLASSEの注目アイテムから、
その一着をファッションのプロフェッショナルたちがセレクトし、
着こなしのポイントを指南する新しい連載企画です。
登場するのは、大人世代のおしゃれをリードする、スタイリストや人気ライターたち。
自分に似合うものを熟知した、ファッションプロならではの審美眼で提案する、
感度の高いスタイルをお届けします。
日々の装いをアップデートするヒントを、ぜひ取り入れてみてください。
高密度に織られたタフタ素材のマウンテンジャケット。華やかな艶とデザインで大人の女性に相応しい1着に。
一枚で着映えと体型カバー効果のあるブラウジングワンピース。シワになりにくく、自宅で手軽に洗えます。
ふっくらと空気を含ませながら表裏両面編み立てた、ジャージー素材。軽やかな着心地とほどよいぬくもりを両立。
お客様のご要望により、第二弾はサイズ展開を5号~17号/股下丈も3種類に。オーダーメイド感覚のジャストサイズを叶えました。
「こっくりとした秋色のキャメルに惹かれたバイアスパンツ。ふわり、さらりと体に馴染んで、下半身が一本の線になるような美しいラインを描いてくれます。落ち感のある素材で、センタープレスがない分エレガントに着こなせますので、スカート派の方にもぜひおすすめです。このキャメルが上品なので、こんな色遊びも楽しめます。明度を合わせれば、色と色が無理なく繋がり合うんです。さらに素材の表情を変えることで、着こなしがぐっと立体的になるんですよ。ウエストゴムのパンツは、トップスをちょこっと入れてズラすのがさま見えのコツ。左右をアシンメトリーにすると、こなれた雰囲気に。」
「マウンテンジャケットというとカジュアルな印象ですが、絶妙なカラーもディテールも大人仕様で、とてもリッチな一枚。もちろんいい意味でスポーティさもあるので、真逆なテイストの、パーティにも行けそうな、ドレッシーなドレスを合わせてアレンジしました。ジャケットは立体的なフォルムで全方位美しく、遠目にも映えますね。メタル金具も、シャンパンゴールドのような絶妙な色味。さりげなくポイントになり、アウトドアタイプのものとは一線を画す優雅さ。ドレスに合わせて、小物づかいも黒でまとめて、小さめのスクエアのバッグや、ボリュームのあるエンジニアブーツでキレよく。」
「ふっくらとしたコクーンシルエットのアウターは、洒落たフォルムをまとえる一着。高めに2つだけ施されたボタンがポイントで、顔まわりをキュッと引き締めつつ、バランスが作りやすいんです。余分なディテールもなくすっきりとしているので、小物で遊べるのもいいですね。このくすんだブルーはグレーとも相性抜群。ニットのジョグパンツのリラクシーな着こなしに、裾からタンクトップの白を見せて、メリハリを。スクエアのレザーのバッグや、シルバーのスニーカーでインパクトを足して、リッチ感のある大人のカジュアルスタイルに。」
「カシュクール×ラップスカートのアシンメトリーなデザインで、シャツワンピースなのにスタイルアップできて、とてもドラマティック。よく見ると、フロントには繋ぎ目がなく優雅で、後ろ姿は線が効いていてすっきり。このリアルな華やかさは、ちょっとおしゃれしたい日にピッタリ。私はタンクトップを入れて、少しルーズに抜いた感じで着こなしました。デコルテが開くので、アクセサリーが映えるんです。会食など、上半身にポイントが欲しい時におすすめです。季節が進んだら、黒のタートルネックやストールをボリュームタップリに差し込んで、上半身のアレンジだけでもおしゃれが広がりますよ」
戸野塚 かおる Kaoru Tonotsuka
スタイリスト歴35年のファッションプロフェッショナル。『エクラ』をはじめ数々の誌面で、大人の女性をクラスアップさせるコーディネートを提案。その他、カタログ、広告や俳優のスタイリングなど幅広く活躍中。成熟したエレガンスとキレのいいスタイリングが大人世代に人気で、「マダム戸野塚」と親しまれる存在。近年はパーソナルスタイリングやブランドとのコラボレーションも積極的に展開し、活動の幅を広げている。
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