1. DoCLASSE
  2. STYLING TIPS Vol.13
マイスタイルを完成させるカギとなるのは、
取り入れるだけで印象を更新できる“最旬ピース”。
その一着を、DoCLASSEの注目アイテムから、
ファッションのプロフェッショナルたちがセレクト。
どんなふうに着こなすかを教えてもらいます。
自分に似合うものを熟知したファッションプロならではの審美眼で提案する、
感度の高いスタイリングのコツは、きっと参考になることばかり。
日々の装いをアップデートするヒントを早速チェックしてみてください。
華やかな艶感エコファーを、さらりと羽織れる抜け感デザインで。シーンを選ばないジャケットコートに仕立てました。
驚くほど軽くすっきり着こなせるのに抜群に暖かい、ロングコートでもわずか560gの「体感ゼロ」アウター。
柔らかなニットの着心地で、ラグジュアリーなアクセサリー顔負けの華やかさが纏える1枚。
カットジャカードで表現した華やかな表面感と美しいドレープ感がドラマチックな立体シルエットのスカート。
思わず頬擦りしたくなるようなリッチなミンクのような風合いが、カジュアルなブルゾンに。ロングだと迫力がぐっと増しそうですが、長すぎず短すぎないちょうどいい着丈がデイリーにも取り入れやすく、着こなしのリッチなポイントになってくれます。キレイめに合わせても映えそうですが、私はあえてカジュアルに着こなしたくて、Gジャンをインして、キレよく仕上げてみました。ホワイトの光沢感のあるパンツで大人の雰囲気の着こなしに。
ミントのような、フェード感のある淡いカラーのダウンジャケットは、初めてのチョイス。着てみると、明るいグレーの延長のようで、意外と色合わせも難しくないんです。 ダウンジャケットってつい地味色を選びがちでしたが、万能カラーだと気がつきました。風合い豊かなカシミヤのグレーのカーディガンに白のロングTシャツを合わせたデニムスタイルのアウトラインにしたら、印象もパッと明るく新鮮に。
シンプルなニットはアクセサリーで盛っていましたが、こちらのニットは一枚でとっても華やか。例えるなら、”着るジュエリー”という感じ。 イエロー系のパンツを合わせて、よそ行きムードのコーディネートに。このパンツ、パッと見たら強そうですが、フェルトのような温もり感のあるタッチで、色のインパクトは意外にも控えめ。重たくなりがちな冬の着こなしの鮮度も引き上げてくれて、とても便利です。シルバーのバッグでさらにポイントを加えて、華やかさを全身に点在させてみました。
毛足が踊るカシミヤニットとカットジャガードの優美なフレアスカートで、ニット×スカートのシンプルコーディネートをリッチにブラッシュアップ。黒のワントーンスタイルも表情豊かな素材のおかげで、特別感が一気に上がります。非日常すぎないけれど、ほどよくドレスアップ感のあるスタイリングは、バレエなどの観劇の日にピッタリです。立体感も美しく全方位絵になってくれ、何より着心地がらくちん。着席が長い日などに外せないポイントです。
伊藤 真知 MACHI ITO
1979年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後フリーのファッションエディター&ライターとして、女性誌や広告などを中心に活躍。身長155cmという小柄な体型を生かしたバランスアップ術には定評があり、コラボアイテムなども数多く制作。2019年には著書『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』(講談社刊)を出版したことでも話題に。
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